あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。また、なぜ、着物のことでおもいわずらうのか。野の花がどうして育っているのか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。(マタイによる福音書6章27節~29節)
というわけで、今日は、裏庭の「野の花」の写真を掲載しましょう!
可憐でしょ?今日みたいなかんかん照りのなかでも、たくましく思えるくらいに力強く、咲いてます!
ところで、今日、記述した「ユダの福音書」にふれてみましょうか!
2006年4月のナショナルジオグラフィックの発表によると、1970年代にエジプトで発見されたパピルス冊子の解析が進み、それが「ユダの福音書」のコプト語写本断片であると分かったという。発表までの経緯を以下に記述します。
1978年:エジプト中部のある洞窟にて盗掘者がある写本を発見。詳細な場所は不明。
1980年:カイロの古美術商ハンナ(仮名)に売却。のち、盗難に遭う。
1982年:ハンナがスイスのジュネーブにて写本を取り戻す。
1983年:ハンナは、3人の大学研究者に対し300万ドルで交渉するが、決裂する。その3人の中にスティーブン・エメル(ドイツのミュンスター大学古代パピルス文書研究者)がいた。
1984年:ハンナ、ニューヨークシティバンクの貸金庫に写本を16年間保管する。
1999年:古美術商ディーラーのフリーダー・チャコスがハンナより30万ドルで写本を購入し、エール大学に調査を依頼。
2000年:エール大学がチャコスに写本はユダの福音書であると報告。米国の古美術商ブルース・フェリーニが写本を購入。フェリーニは写本の一部を売却し、残りを冷凍保存する。
2001年:写本の購入代金を払えずフェリーニはチャコスに写本を返却。写本は、マエケナス古美術財団の所有になる。
2002年:スイスのジュネーブにおいてユダの福音書の復元作業を開始。プロジェクトの主なメンバーは、ロドルフ・カッセル(ジュネーブ大学コプト語学者)、マービン・マイヤー(米国チャップマン大学ナグ・ハマディ文書研究者)、スティーブン・エメル(先述)、フローレンス・ダーブル(アトリエ・ド・レストラシオン古文書修復専門機関責任者)
2004年:フェリーニが売却し紛失させたページが発見される。
2006年:復元作業が完了。全体の85%が復元された。ということですよ!
これまた、誤解を招かないよう「世界キリスト教情報」より、転載します。
第786号より
銀貨30枚を得る約束で祭司長たちにイエスを引き渡しを持ちかけ、イエスを裏切ったとされるイスカリオテのユダ。裏切りの象徴のようにキリスト教社会では扱われて来たが、カトリック教会の学者の間に名誉回復への動きがある、と欧州メディアが報じている。「ユダは神の業を行ったのであり、最高の罪人とされるが、聖人でさえ有り得る」と、英紙「デイリー・メール」に寄稿したのはピーター・スタンフォード氏(カトリック・ヘラルド前編集長)。裏切りの象徴とされてきたユダの行為について「タイムズ」紙の寄稿家ベン・マッキンタイア氏は「ユダに関する逸話が2000年にわたり、反ユダヤ主義を形成するのに影響した。今日でもドイツでは子供にユダと名付けることは違法とされている」と言う。「タイムズ」紙は、バチカン(ローマ教皇庁)歴史学研究委員会のワルター・ブランドミューラー委員長が主導して、「イエスを十字架に付けた弟子」ユダについてもっと好意的に見るよう信徒を説得することを模索していると報じた。確かに「サタンがユダに入った」のではあるが、教皇ベネディクト16世に近く、また故教皇ヨハネ・パウロ2世とも親しかったカトリック作家ヴィットリオ・メッソーレリ氏は、ユダの再評価が「イエスが最も密接な協力者の一人に対し寛容でなかったという問題」を解決するかもしれないと、伊紙「ラ・スタンパ」に語った。キリスト教の伝統のなかには、ユダがイエスによって許され、自身が清くなるよう砂漠で霊的修行することを命じられたとするものもある、と言う。スイス・バーゼルに本拠を置く「マエケナス財団」は復活祭に、エジプトで60年近く前に発見された「ユダによる福音書」の複製を発行するという。パピルスに記されたもので62ページある。英紙「デイリー・テレグラフ」は、これまで「ユダによる福音書」は公刊されなかったが、学会での議論では、ユダが30枚でイエス裏切った時、ユダは神の命令で行動したことを主張している、との指摘もあると報じている。
第794号より
現代最高の発見とも言われる「ユダの福音書」調査報告を4月末に公刊すると米ナショナルグラフィック・ソサエティが3月2日明らかにした。ただ雑誌に掲載するか、単行本や電子媒体にするかなどの詳細は不明。調査や訳出に協力したのは現所有者スイス・バーゼルの古代美術マリオ・ロベルティズ・メケナスフウンデーション、カリフォルニア州ラジョーラの歴史的発見ウェイト研究所、ロドルフ・カッセル氏(前ジュネーブ大学教授)。イエスの最後の日々をイスカリオテのユダから描いたぼろぼろのコプト語パピルス文献26ページを学者たちが訳出したもの。2000年にわたって裏切り者とされていたユダが書き記したものとなると、その中身に関心が寄せられるのも当然。文献はユダを悪者としてではなく、英雄として、そしてキリストのお気に入りの弟子として描かれている。文献は2人の間の会話を繰り返しており、キリストを密告したことでユダは神から与えられた使命を果たしたのだという。英紙メール・オン・サンデーが関係した学者とインタビューし、「ユダの福音書」では、キリストは自分を密告するようユダに指示し、「あなたは他全部から呪われる使徒となる。ユダよ、あなたは私を覆っている肉体を犠牲にするのだ」と語った、と結論づけた。他には、イエスがユダに「あなたは13番目となり、各世代に呪われるが、やがてはあなたが彼らを支配するようになる」という箇所が注目される。パピルス文献は4世紀のものと推定されるが、中身は紀元187年に書かれたギリシャ語文献からの翻訳と信じられている。福音書の多くは、キリストの十字架上での死後50年から80年の間に書かれたとされている。キリスト教各派の中には、キリスト教信仰の根幹を覆しかねない、と危険視する動きも出ており、「ダビンチ・コード」映画化をにらんだ儲け仕事と見る向きも有る。文献は1970年代にエジプトのある墓から発見されたが、様々な古物商の手に渡り、16年間はニューヨーク州ロングアイランドの銀行倉庫に埋もれていた。テストの結果、古代の文献であることは疑いない、という。ただ米国の著名なコプト語文献学者で1945年にエジプトでナグハマディ文書にも詳しいジェームズ・M・ロビンソン氏は、真正な「ユダの福音書」ではないと見ている。古いものではあるが、ユダにまでさかのぼるものではない、という。同氏は4月1日にハーパー・サンフランシス社から「ユダの秘密」という著書を出版するが、これには同文献をめぐる表裏についてもふれている、という。
以上、3つの記事を転載しましたが、皆さんも読むのに疲れたでしょ?わたしも疲れました!・・・というわけで一服・・・
閑話休題!・・・上記のとおり、3つの記事を転載したのは、今、この記述を閲覧されている皆さんが誤解ないように、転記したものです!
真偽のほどは、分かりませんが、これだけは言えるとおもいますよ!
当時の原書は何語で書かれていたか、また翻訳する過程での問題(6.11追記参照)、
また当時(イエス様がおられた時代)は、口頭伝達が主流ではなかったのではということ。
そうなれば、原書自体にも当時の噂話、スキャンダル、暴露などなど、現在の私たち身のまわりに氾濫している、メディア・雑誌・インターネット普及に伴う情報の誤った伝達があってしかるべきと思いませんか?「真実」を追究することは、極めて難しいことであるのは分かります。仮に原書から70人訳聖書に翻訳され、各国で今や世界最大のベストセラーである聖書ですが、極めて複雑な「日本語」に翻訳された方達の苦労は、すごかったのでは、と思います。なぜなら、いま、私が記述しているこのブログさえ、私の意図する考えと違う誤解は、必ずあると考えます!
今日は、「ある行動の意味する真理」また、「真実の追究」について追記しました。
だらだらと書いてしまい読みづらかったと思います!最後まで読んでいただいた方達へ、本当にありがとうございます!そしてお疲れ様でした!
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